ドライブシャフトブーツの付け根部分からグリスが漏れ出てきているのを発見しました。
破れてなければ放置してもグリス切れはしないという意見もネットで見ましたが、別件で異音に悩まされていた時期なので、可能性を潰す目的もあってグリスアップを実施しました。(結局ここが原因ではありませんでしたが、、、)
ドライブシャフトブーツとは
エンジンとタイヤを結ぶシャフトは、つなぎ目がボールジョイント(等速ジョイント・CVジョイントなどと呼ばれます)になっていて、ちょうど人間の関節みたいになっています。これにより車の動きに合わせて自在に動くことができるのですが、ここを保護しているのがドライブシャフトブーツです。
ブーツ内はグリスが充填されていて、ジョイントを潤滑する役割をしています。
ちなみにビッグホーンの場合、後輪は左右が一本のシャフトで直接接続されていて、関節構造がないのでブーツはありません。
ブーツ内のグリスが切れたら
ブーツが破れたりして中のグリスが切れてしまうと、ボールジョイントの金属に傷が入り異音・振動が出るようになります。
さらにそのまま走行し続けた場合、摩擦熱で焼き付いてタイヤがロックするおそれがあり大変危険です。破れを見つけた時は放置しないですぐに修理しましょう。
準備したもの
- 車載ジャッキ
- ダンボール
- マイナスドライバー
- ハンマー
- トルクレンチ(タイヤ脱着用)
- リジットラック(3t)
- ブーツバンド カッター
- ブーツバンド
- モリブデングリス
- ブレークリーン
- ペーパーウェス
- ゴム手袋
グリスがかなりべたつくので手袋は必須です。
ブーツバンド カッターは、あった方が楽に作業できます。ドライブシャフトブーツの交換をするときにも使えますので持っておいて損はないです。
ハンマーやマイナスドライバーは100均にあるようなものでもOKです。
ドライブシャフトブーツの給脂手順
ジャッキアップする
しなくても出来そうでしたが、作業性を考えてタイヤを外しました。ジャッキアップはくれぐれもご安全に!
まずは作業する方のタイヤをジャッキアップして取り外します。必ずリジットラックを掛けて、車体の下にタイヤを置いて作業しましょう。

このように隙間からグリスが飛び散っています。
ブーツバンドを外す
古いグリスを拭き取り給脂する
もしグリス切れして異音が起きている場合、ニチモリ BJ添加剤という異音を軽減するグリス添加剤があるので試してみるといいかもしれません。
完全に拭き取るのは難しいのである程度拭き取ったら新しいグリスを補充します。
等速ジョイントにはモリブデングリスがいいと整備工場の人に聞きました。
入れすぎてはいけないそうですが、古いグリスも残っていて規定量が分からないので、だいたいブーツ内に3割くらい充填させるイメージで入れておきました。
新しいバンドを取り付ける
新しいブーツバンドを巻きつけます。前進時の回転方向とは逆に巻きつけるそうです。バンドが長いですが切らずに2周させて取り付けます。
ブーツバンド カッターにバンドを通して、手前のハンドルを回してバンドをしっかり締め付けます。
締め付けたら工具を垂直に起こしてから先端のハンドルを回してバンドを切断します。

残ったバンドの端っこを折り曲げて、カシメます。マイナスドライバーなどをあてがってハンマーで叩けばOKです。
飛び散ったグリスなどは綺麗に拭き取って脱脂をしておきましょう。ブーツの状態などもついでにチェックしておきます。
タイヤを取り付けて様子を見る
あとはタイヤを取り付けるだけですが、新しいグリスがなじむようにグルグルと少しタイヤを回しておきました。
作業が完了したらゆっくりとその辺を走行させてグリスが馴染むようにします。
少し走ったらブーツの隙間からグリスが漏れていないか観察して、問題がなければ作業完了です。
ドライブシャフトのブーツ破れは定期的に点検しましょう
今回のような作業をしないにしても、ブーツの破れは定期的に点検しておきましょう。もしジョイントからゴリゴリと異音し始めてしまったらドライブシャフト全交換になり結構な出費が発生します。
ブーツ交換も修理に出すとまあまあ高いですがシャフト交換よりはマシです。
それに、ブーツの交換だけなら分割式ブーツを使うことでDIYでも比較的簡単にできますので、こまめに点検して異音が発生する前に対処できるようにしておきましょう。
※素人作業です。あまり参考にしないでください。メンテナンス・改造は、あくまでも自己責任で行ってください。くれぐれもご安全に!









