オートマフルード交換でやらかした話

整備

オートマフルード:ATFは定期的に交換するといいらしい。

一気に全部交換すると不具合が出るけど、ちょっとずつなら簡単だし故障リスクも少ない。整備記録によれば前に交換してから5万キロ経過。

やるなら今。これを過ぎたらリスクが上がる。

こういう流れで、私は大失敗しました。

準備するもの

オートマオイル交換に準備したもの
オートマオイル交換に準備したもの
  • レンチ・・・メガネレンチのセットを準備
  • ATF(アイシン AFW+) 4L・・・アイシンのものが安くて適合もあるのでこちらを購入
  • オイル受け
  • 廃油ポイ
  • オイル差し・・・ホムセンで200円くらいのオイル差しを購入。

ATFの量の確認について

ATFはエンジンが回っている状態で、かつ暖気して油温が上がっている状態で確認する必要があります。

交換する時はATFが冷えた状態で抜いて、抜いた分だけ充填するようにしますが、やはりちゃんと入っているかは確認したいものです。

ビッグホーンの取説には、少なくとも10分以上しっかり走行させた状態で計量するように書いてあります。私は走行するコースを決めて、そこを走ってからまず計量。

その後、通勤などで長時間走行した後に再度ゲージを見るようにしています。

オートマオイルゲージ
オートマオイルゲージ

ちなみにオートマのレベルゲージは冷間時と温間時の2種類の刻印があります。

暖気させてHOTの間にあればOKです。長時間走行すると油面が上がってくるので最大でもFULLを超えないようにしています。

手順

ビッグホーンのゲージ
ビッグホーンのゲージ

オートマフルードのゲージの場所を確認。(無い車は交換困難かも)

ビッグホーンのオートマドレン
ビッグホーンのオートマドレン

ドレンボルトの場所を確認する

オイルを抜いている様子
オイルを抜いている様子

ドレンボルトを外してフルードを抜く

計量している様子
計量している様子

抜けたフルードの量を計量する

今回は4リットルほど抜けました

  • 出なくなったらドレンボルトを規定トルクで取り付ける
  • オイルゲージから、抜けた分だけオイルを差す
  • 取説に従ってオイル量を確認。OKなら終了

やることはこれだけ。なんだか簡単そうですよね。ネットで見てもみんなさらっとやっています。この作業のどこでやらかしたかというと、、、

今回のやらかしポイント:締めすぎ

事件はドレンボルトを締めるときに起きました。既定トルクの47Nで締めようとしたのですが、あるところから手応えが軽くなってクルクル回り始めたのです。

ここで「あれ?」と思って止めておけば致命傷は避けられたのですが、そこでさらに回してしまうのが素人の悲しいところ。

だいぶ回してから事の重大さに気づいたものの、既に手遅れ。ボルトは締まりも緩みもしなくなっていました。変な汗が止まりません。気分は最悪です。

そして、ここであることに気づいたのです。

この状態で補充して、漏れがひどかったら自走できないのでは?

レッカー?ディーラーにヘルプ?通勤どうしよう?半泣きであれこれ考えて、とりあえず少しだけ入れてみることにしました。

じわじわ漏れるオートマオイル
じわじわ漏れるオートマオイル

幸い、ドレンボルトからは少し滲むくらいで、自走できる状態でした。

当て布を施した様子
当て布を施した様子

規定量を入れて、垂れないように当て布して、その日の作業は終わり。

それからはディーラーが混んでいてすぐ入庫出来ず、自分で一ヶ月ほど悪戦苦闘しました。

バイスプライヤーで挟んで引っ張ってみたり、マイナスドライバーを突っ込みながら回してみたり。

オイルパンを外すなんてことも考えました。

でも結局ダメだったので、ディーラーに入庫。ビッグホーンのオイルパンはとても高価(5万近い!)なので、タップボルトというレスキューツールを持ち込んで、修理してもらいました。

ビッグホーンのドレンボルトはM12 P1.5ですが、P1.25で良いそうです。

Pはねじピッチのことで、1.25になると舐めやすくなるため、このねじの頻繁な開け閉めはあまりやらない方がいいようです。

この作業で学んだこと

締めすぎは禁物

規定トルクを守ることは大事ですが、規定トルクには条件があります。

  • オイル・フルードが付着していないこと(十分に脱脂していること)
  • ボルト、オイルパンが新品であること

この条件でない場合、締め加減を注意する必要があります。

今回私は、何度か開け閉めされたであろうドレンボルトを、きちんと脱脂しないで規定トルクで締めようとしました。おまけにオイルパンはアルミ製。

そりゃあ舐めますわ。

ゆるく締めてみて、もし漏れてきたら初めから作業しなおすくらいの気持ちでいけば、こんな失敗はしなかったのかなと思います。

最悪の事態を想定しよう

実はこの作業、初のオイル交換作業でもありました。エンジンオイルとかギアオイルとか、もっとやりやすい所からすれば良かったのに、いきなりオートマオイルに手を出してしまいまったんです。頭悪いですね。

油脂類の交換は、DIYでやっている人も多く、情報も豊富なので挑戦する人も多いかと思います。

でも実はリスクが高い作業であることを覚えておきましょう。失敗すると自走できなくなります。

自分でメンテナンスする人は、もしもの時にJAFなど、自宅からディーラーまでレッカーしてもらう方法を考えておいた方がいいです。

ここで十分に学習したと思っていましたが、今度はエンジンオイルの交換でやらかしてしまいました。その話はまた次回。

ワンランク上の点検・整備にチャレンジ!

※素人作業です。あまり参考にしないでください。メンテナンス・改造は、あくまでも自己責任で行ってください。くれぐれもご安全に!

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